私どもは、ここに、現実に生まれてきた。これは厳粛な事実である。
この自分自身をどうするか。どう宿命を転換し、すばらしき最高の人生を創っていくか。
結論していえば、信心こそが、すべての宿命を転換できる。自分のいる、その場を、そのまま幸福の寂光土にしていける。
そして「現当二世」と教えられているように、つねに、今から未来へ、今から未来へと、どんどん人生を開いていける。来世も、また次の来世も、無限に開ききっていける。無量の「宝」をわが身に開き、わが身に満たして輝いていける。これが私どもの「信心」である。
(「幸福と平和を創る智慧」より)