今おかれた環境を嘆いてはならない。いよいよ闘志を燃やすのだ。

あらゆるものは変化、変化の連続である。
その変化を、善の方向へ、幸福の方向へと変えていくのが私たちの信心である。
ゆえに、人は必ず善く変わることができる。環境もまた、必ず善く変えることができる。
ゆえに、今おかれた環境を嘆いてはならない。いよいよ闘志を燃やすのだ。
祈りに祈り、粘り強く挑戦を重ねてこそ、我が地域の「三変土田」は成し遂げられることを忘れまい。

(「勝利の人間学」より)

信心こそが、すべての宿命を転換できる

私どもは、ここに、現実に生まれてきた。これは厳粛な事実である。
この自分自身をどうするか。どう宿命を転換し、すばらしき最高の人生を創っていくか。
結論していえば、信心こそが、すべての宿命を転換できる。自分のいる、その場を、そのまま幸福の寂光土にしていける。

そして「現当二世」と教えられているように、つねに、今から未来へ、今から未来へと、どんどん人生を開いていける。来世も、また次の来世も、無限に開ききっていける。無量の「宝」をわが身に開き、わが身に満たして輝いていける。これが私どもの「信心」である。

(「幸福と平和を創る智慧」より)

妙法を信じ、唱えぬき、広宣流布へと向かっていく人は、悩みを、より大きな幸福へと変えていける

人生には病気の時もある。行き詰まるときもある。さまざまな苦悩がある。
しかし、妙法を信じ、唱えぬき、広宣流布へと向かっていく人は、悩みを、より大きな幸福へと変えていける。苦しみを幸福への糧にしていける。ゆえに、その人のいるところは、何があっても〝寂光土〟なのである。

(「希望の明日へ」より)

いちばん苦しんだ人が、いちばん幸福になる

 いちばん苦しんだ人が、いちばん幸福になる。いちばん悩みをもった人が、いちばん偉大な人生となっていく。これが仏法です。だからすばらしいのです。(中略)
 だから、大いに悩み、大いに題目をあげきって、成長していけばよいのです。
 信仰とは、目標という悩みの「山」をつくり、「山」をめざし、「山」を登りながら、山を登りきるたびに大きな自分になっていく軌道(きどう)なのです。

(「青春対話より」)

祈りの根本に、広宣流布への誓願があることが大事

「自身の宿命転換、人間革命、一生成仏のためには、“広宣流布に生き抜きます”という誓願の祈りが大事になります。そこに、わが生命を地涌の菩薩の大生命、大境涯へと転ずる回転軸があるからです。
具体的にいえば、“あの人に、この人に、幸せになってほしい。仏法を教えたい”という必死な利他の祈りです。学会活動の目標達成を祈り、行動を起こしていくことです。それが、大功徳、大福運を積む直道です。
したがって、自身の悩み、苦しみの克服や、種々の願いの成就を祈る時にも、“広宣流布のために、この問題を乗り越え、信心の見事な実証を示させてください。必ず、そうしていきます”と祈っていくんです。祈りの根本に、広宣流布への誓願があることが大事なんです。
どうか、御本仏の、この大誓願、大目的に連なった信心で、師子王のごとき勇気あふれる境涯で、人生を闊歩していってください。」

(新・人間革命28「大道」より)

信心は限りない希望であり、自信

信心は限りない希望であり、自信である。たとえ地獄のような苦悩の渦中にあっても、寂光土へ変えていけるのが題目の力である。何があっても信心で立ち上がっていくのだ。
今の苦闘は、君たち自身の生命を、金剛不壊(こんごうふえ)の城と鍛え上げる盤石な土台となる。
策や要領ではなく、すべてを御本尊に任せ、勇敢に粘り強く戦い抜いていただきたい。

(勝利の人間学より)

題目の功徳は無量無辺

「国中の諸人・一人・二人・乃至千万億の人・題目を唱うるならば存外に功徳身にあつまらせ給うべし、其の功徳は大海の露をあつめ須弥山の微塵をつむが如し」
題目の功徳は無量無辺である。この音声を唱え弘めてきた創価家族の福運は、まさに大海や須弥山の如く積まれている。
妙法は人類の仏性を呼び顕し、結び合わせる。一人一人の生命を蘇生させ、国土の宿命まで転換する力がある。 
全世界の異体同心の友と、民衆の安穏を祈り抜く題目で、地球を包みゆこう!

(心に御書をから)

弛みなき精進のなかに、持続の信心のなかに、宿命の転換も、人間革命もある


「人生には、迫害の嵐、宿命の嵐が吹き荒れ、苦悩に苛まれることもあります。」
『苦』に直面した時には、その現実をありのままに見つめ、逃げたり、退いたりするのではなく、“よし、信心で打開しよう”と、ひたすら唱題に励んでいくことです。(中略)
その弛みなき精進のなかに、持続の信心のなかに、宿命の転換も、人間革命もあるんです。(中略)
強盛な信心とは、強盛な祈りであり、持続の唱題である。
“唱題第一の人”は――揺るがない。臆さない。退かない。敗れない。胸中に、不屈の闘魂と歓喜の火が、赤々と燃えているからだ。

(新・人間革命28 大道)