ついには・たのしかるべし

大聖人は、不借身命の青年門下(南条時光)を『賢人』と讃えられ、『しばらくの苦こそ候とも・つい(遂)には・たの(楽)しかるべし』と断言なされました。

いかなる試練が襲いかかろうとも、いかなる苦難が打ち続こうとも、大聖人と不二の「師子王の心」を取り出して、恐れなく立ち向かうのだ。
「異体同心」の友と励まし合い、題目を唱え抜いて、一つ、また一つ忍耐強く変毒為薬していくのだ。
そして、いつも最後は、にっこり笑顔で、自分自身も、わが一家眷属も、わが国土も、「ついには・たのしかるべし」と必ずや勝ち栄えてみせるのだ――。