強き決意の一念によって決まる

人生の戦いも、広布の活動も、すべては強き決意の一念によって決まる。
敗北の原因も、障害や状況の厳しさにあるのではない。
自己自身の一念の後退、挫折にこそある。
人間は、自らの一念が後退する時、立ちはだかる障害のみが大きく見えるものである。
そして、それが動かざる“現実”であると思い込んでしまう。
実は、そこにこそ、敗北があるのだ。いわば、広宣流布の勝敗の鍵は、己心に巣くう臆病との戦いにあるといってよい。

(新・人間革命第3巻「仏法西還」より)