煩悩即菩提

仏法では「煩悩即菩提」と説く。
わかりやすく言うと、煩悩とは「悩み」であり、悩みを起こさせる欲望です。
菩提とは「幸福」であり、境涯が開けることです。
ふつうは、煩悩と菩提はバラバラです。悩みと幸福は正反対です。

しかし日蓮大聖人の仏法では、そうではない。
悩みという「薪」を燃やして、初めて幸福の「炎」が得られると説く。
幸福の光とエネルギーが得られるのです。題目によって「薪」を燃やすのです。

(『青春対話』から )