勇敢な前進の原動力が「題目」

「一念」は見えない。しかし、それは行動となって現れる。
「賢者はよろこび愚者は退く」と仰せの如く、試練にも喜び勇んで挑む一念。
これが「信心」です。その勇敢な前進の原動力が「題目」です。

誰しも苦しみや悩みはある。経済苦や病苦もある。
けれども、妙法を唱え、広宣流布へ進む人は、自分自身が仏の生命となる。
いかなる苦難も乗り越え、勝ち越えゆく仏の智慧と力を、わが命から引き出すことができる。その戦いの中で、わが一念は、真金の如く強くなり、深まっていくのです。

(「御書と師弟」より)