「喜べ!」・・・これがトルストイの一つの結論であった。何があっても喜んでいける人生。そこには人間としての大境涯があり、強さがあり、幸福がある。
反対に、何があっても、文句ばかり、批判ばかりの人生。それでは、たとえ外見は立派そうに見えても不幸である。
すべてに「喜び」を見いだしていける人。すべてを「喜び」に変えていける人。その人こそ「人生の達人」である。
(「幸福と平和を創る智慧」より)
苦しいこともある。本当に苦しい時もある。何もかも投げ出してしまいたいこともある。
そんな時、先生の励ましが心に力を添えてくれるのだ。
何があっても、喜べ!なんてなかなかできることではない。
苦し時は本当に、文句や愚痴が出てしまうものだ。そんな人生もあるんだと思う。
しかし、そんな人生はやっぱり不幸なんだ。
何があっても喜ぶことができて、どんな困難も、自分を強くしてくれる、自分を成長させてくれるエネルギーなんだと捉えることができれば、幸福なんだと教えてくださる。
確かに今は悩み、苦しい。
だけど全てに、喜びを見いだして、すべてを喜びに変えることができれる、そんな強さや境涯を掴むことができれば幸せだ。そんな人生の達人となっていきたい。